アルヒフラット35 被害者のブログ

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株主の声を無視するな!~ARUHI臨時株主総会~

2023年1月13日(金)

都内某所にてARUHIの臨時株主総会が実地開催されました。

私は総会に株主として参加して参りました。

その内容についてこちらの動画で解説されているので、ぜひご覧ください。

www.youtube.com

 

動画でも解説されていますが、今回の総会の議案は

・定款一部変更の件(バーチャルオンリー株主総会の開催を可能とする)

・取締役2名専任の件

の2つでした。それぞれの議案についてこの記事でも説明していこうと思います。

定款一部変更の件

株主総会を今後バーチャルオンリー形式で開催できるように定款を変更するものです。

経産省の定めた制度によると、2023年6月16日以降もバーチャルオンリー形式の総会を開催する場合は定款変更が必要になるみたいです。*1

従来の株主総会は株主が会場に集まって企業と直接やり取りをするものでしたが、バーチャルオンリー形式の場合は実際に1か所に集まることはありません。

企業側の議事進行を専用のサイトで配信しつつ、株主からの質問や動議はチャットのように文字で送信する形となります。

(企業によって細かい違いはあると思いますが、ARUHIが6月に開催した時はこんな形式でした)

ARUHIが2022年6月にバーチャルオンリー形式で株主総会を開催した時は、これを多いに悪用してほかの株主の質問は見えないようにしたり、株主からの動議をいい加減な採決で否認したりと悪辣の極みでした。

今回定款変更を行う理由としては、バーチャルオンリーという開催形式の選択肢を持つことで

 ・より多くの株主が参加しやすくなる

 ・感染症拡大などに対する対策になる

という利点をARUHIは挙げていますが、本当にその理由だけでしょうか?

 

より多くの株主が参加できると言ってますが、前回バーチャルオンリーで開催した時はその前と比べて参加者が何人くらい増えたのでしょうか。実際に増えていたとして、あんな開催方法で本当に参加者は満足していたのでしょうか

そして感染症対策と言いながら、なぜ感染者が過去最大に増えているこのタイミングで定款変更のために人を集めているのでしょうか?

次の株主総会で不正融資の疑義などについて直接やり合いたくないから、バーチャルオンリー開催という逃げ道を作りに来たようにしか思えないんですよね。

「定款変更はリアル開催でしかできないようなので、人が集まる通常の株主総会よりは、集まりにくい臨時総会で済ませよう」というのがこのタイミングの本当の理由なのではないかと思われます。

これらの質問を何人も何回もぶつけましたが、一度として納得のいく回答は帰ってきません。にも関わらず議長である勝屋社長は勝手に質問を打ち切り質疑を次に進めていく有様でした。

仮にも上場企業なのに、株主に対してこの対応はあまりにもおかしくないですかね…?

 

取締役2名専任の件

今後の事業拡大に向け、取締役を2名増やすという議案です。

1人目はSBIマネープラザの社長でもある太田智彦氏。

2人目は山口フィナンシャルグループの元CEOである吉村猛氏。

 

2人目の吉村氏については2021年6月に、事業に関する権限逸脱を指摘され、解任賛成8割で会長を辞任させられた過去があります。それに伴い有価証券の含み損を放置していたなどのガバナンス欠如も報道されていました。

そんな人を取締役に選任して大丈夫なんですかね…?

ちなみに株主からの質問で専任される取締役2名の意見を聞かれることもありましたが、最後の挨拶以外一言も喋ることはありませんでした。

本人たちの言葉も聞かずにどうやって専任の是非を判断しろと言うのでしょうね。

肩書ですか?

その後の議長交代動議でも…

あまりにも勝手が過ぎる議事進行だったため、当然議長交代の動議が出されました。

これを受けた勝屋社長は

「議長交代に反対の方、拍手をお願いします。」

と言って採決を行います。

「交代に反対(=続投してほしい)」の数で決を採るというのもなんだか妙な話ですがそれはさておき、拍手をしたのは全体で40~50人ほどの中で、精々10人いるかいないかくらいでした。

にもかかわらず勝屋社長は過半数の反対」により不信任動議否決したのです。

多数決とはいったい何なのか。

私たちの主張する被害に懐疑的な人も世の中にはまだまだ多いですが、そんな皆様もこんな所業の異常さについては流石に同意せざるを得ないのではないでしょうか。

リアルでさえこんな不正をやらかす企業にバーチャルオンリーなんて選択肢を与えたら、どこまでも株主を無視した進行をされてしまいそうです。『株主』総会なのに。

 

さらに動画のコメント欄を見てみると、「株主の代理人として委任された」、「弁護士の出席が議長権限で拒否された」ということがあったそうです。

それって法的にアリなんですかね…?

顧客も株主も全くファーストじゃない 自分が全てで、自分が法律それがARUHIという会社の本質のようです。