アルヒフラット35 被害者のブログ

アルヒフラット35不正融資被害者を救いたい!

NHK放送『クローズアップ現代』にて、”ローン不正利用”被害の実態を解説

2022年9月13日、「クローズアップ現代NHK放送にて。

追跡!投資ブームの影で広がる借金投資 ローン不正利用の実態

について、放送されました。

 

・投資被害の実態

・悪徳業者の手口

・銀行の審査の実態

・対策はできないのか

 

など、分かりやすく解説&質疑応答してくれています。

是非ご覧ください!

 

www.nhk.or.jp

 

このブログ記事では要点をまとめました!

 

被害の内容について知る

実際の被害内容とはどんなものなのか。

40代男性の被害者へのインタビュー内容をまとめました。

 

被害内容とは・・・

  • 物件は、相場のおよそ2倍で購入させられている
  • 購入後、ローン残債の一括返済請求が届き、自己破産寸前の状況

 

なぜ自己破産寸前かというと・・・

⇨高値で買わされているため、物件を売ったところでローン残債との差額が出る。

そのせいで自己破産寸前

 

 

初めて業者の偽造を知る

自分の落ち度も認めつつ、金融機関の審査にも疑問を持った被害者の方。

契約書類の開示請求をしたところ、とんでもない事実が見つかったようです。

 

  • (聞かされてもないが)フルリノベーションしたことになっているが実際はやっていない。

  ➡︎工務店に確認したところ、履歴もない。

  • なんのためのフルリノベーションの請求書の偽造かというと・・・

  ➡︎実際の物件価格と購入価格の差額を、審査時に不審に思われないために。

  • 被害者の資産(手持金)を勝手に記入されている。

 

 

不動産業界の関係者による意見

  • 被害者は1万単位でいると思われる。
  • 悪徳業者は、罪の意識やペナルティーを受けなきゃいけない意識がない。

 

 

審査に対して住宅ローンを扱う金融機関の代表より

  • 慎重な審査をすれば不正は見抜けるのではないか。
  • 物件を現地確認をしている金融機関もある。

  ➡︎近隣価格、鑑定価格や売買事例で見てあまりにも高いと融資は下りない。

  ➡︎おかしいなというのは、金融機関側(審査する立場)から見れば分かると思う。

 

 

特有の審査体制が原因!?

ローン審査(審査業務)も金融機関の代理店(窓口業務)がやっている場合がある。

そのためか、代理店審査に問題が見つかり、過去に処分が下されている。

 

その処分対象になった問題点はこちら⇩⇩

  • 契約書の原本確認を実施していない

  • 不動産業者との不適正な連絡や指南が確認された

  • 代理店の担当者が必要な審査手順を怠った

 

 

フラット35”の代理店について

融資が実行されたときに代理店に手数料が入る。

=融資実行件数が増えれば、利益が上がる。

=契約者が将来ローンを払っていけるかよりも、1件でも多く審査を通すことが目的になりやすい。

=審査が甘くなってしまうリスクがある。

 

 

そもそものローンの問題点

  • 不動産販売業者がローンを斡旋することに問題がある。遮断する必要がある。
  • 不動産が売れるかどうかが目的になりがち➡︎ゆるい審査の金融機関にまわしがち

 

 

アメリカの不動産融資は

ローン斡旋業者と販売業者を完全に区分している。

法律で決められているとのこと。

 

 

さいごに私が思うこと

アメリカでは法律で決められているとのことで、やはり、日本では悪徳業者がやりやすい体制になっていると言うことが分かりました。

この被害や不正は、今に始まったことではないです。

なのにどうして改善や、より強化な対策がされないのか。

スルガ銀行かぼちゃの馬車事件』は、日本中に大きなインパクトを与えたはずですが、まだ同じような被害は止まりません。

 

国もこの被害と向き合わない限り、新たな法はできません。

 

それまでは、”このような被害が起きているということを世の中に広める必要”や、”若者一人一人が自分で自分を守る、業者頼りにしないという考え方”などを身につけていく必要があると感じます。

そのためにも、私たち被害者の被害経験は無駄なことではないと思っています。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

被害情報などがありましたら、お気軽に連絡ください。